【書き取りは無駄!?】英語学習での英単語暗記のコツは辞書にあり!


英語わかんね~~
そして、何から始めたらいいんだよ・・・
英単語の暗記で苦戦している学生さんや社会人の方は結構多いのではないでしょうか。
特に英単語の暗記作業って、かなり地味な作業ですからね・・・
ただ、英単語を覚えるのって英語勉強の基礎の基礎ですから、ここさえできればどんな試験、センター試験でも、TOEFLでも、TOEICでも英検でもある程度のスコアが狙えます。
私の英語履歴
- アメリカ留学し、その後米国加州にて5年間バイク買取輸出業に就き、帰国後、TOEIC840点を取得。
- 現在はサービスエンジニアをしています。
- 海外の問い合わせや、対応を英語で行っています。
断然紙辞書がオススメ
これは私が実際にアメリカ留学の際に実感したことですが、断然紙の辞書がおススメです。
デメリットとしては、調べるのに手間があり、そして重いという所です。
しかし、紙の辞書は記憶できるボリュームが全然違う!
なので、英単語を覚えようとしているのだったら、絶対に紙の辞書を購入してください!
なぜなら、英単語を調べるのにネットで調べるのも同じ時間、かもしれないけど、辞書を引く、という作業が加わると全然違う。
それでは、紙辞書が英単語の記憶に効率的な理由を述べていきたいと思います。
紙だから覚えられる理由
マークできるから
これは紙の辞書を使う上で滅茶苦茶重要なポイントです。
自分が調べた箇所を蛍光マーカーでも、鉛筆でも、印でも、何でもいいから書き込むのです。


そして、また1数日経つと絶対に単語って忘れるんですよねw
再度その単語を調べると、前回印した跡が残っている・・・
そこで、自分の脳が考えるんですね、”覚えてね~のかよ”って。
この作業が自分の記憶のサポートになります。
辞書のコンテンツ量
ここで再認識して欲しいのがコンテンツ量です。
例えば、”Center”という単語を調べたとします。


完結に視覚的に理解できますね、「中心、中央、真ん中」と。
他にも核心とか的とか、中心人物とかいろいろと。
私的には、このWeblioのタブの類義語や、例文って中々開きにくいんですよね。
因みに、私の英和辞書のCenter(辞書の一番最初の使い方部分を転用)を調べるとこんな感じ


辞書の情報によると、イギリスでは”Center”はダウンタウンというニュアンスでも使われているみたいですね。
そして、名詞と動詞で使えるみたいです。
こんな具合に、もう情報が詰まってるんですよ、この情報量、半端ないですよね。
全部挙げるとキリがないので、挙げませんがこの辞書の小さい文字を見るだけでも、読みごたえがあります。
そう、辞書を読むって大事だし、面白いんですよw
(※この面白いって気持ちを大事にしてほしいです。)
「辞書を読むのは面白い。」
私が購入した東京書籍のアドバンスト英和辞典の「はじめに」の中にこんなコメントがあります。


英語学習というマラソンは、走る事だけに夢中になっても勝てません。周囲の景色を見たり、応援の声をきいたり、好きなドリンクを飲んだりと、なるべく余裕をもつことが必要です。この辞書はそういう目的に役立つように編集されていますから、きっと皆さんの英語学習の能率が上がることと確信します。
この英和辞書の作成者・編集者の気持ちが籠ったメッセージです。
そして、この辞書を「読む」という事にもメッセージが書かれていて、なるべく時間をかけて「読む」事をすれば英語に対する知識が深まるでしょう。
ダメな暗記
ここで、一番覚えにくい暗記法というのは、辞書も見ないでその単語のみを記憶するという方法です。
ダメ、というわけではないのですが、その単語のみ覚えるのって、かなりパワーが要るし覚えにくいんです。
その点、辞書にはその単語の語源から、派生語、反意語、同意語、全て関連語句の情報が詰め込まれているので、覚えやすい、というカラクリです。
それでも、書き取りがいい、という方もいると思うので否定はしません。
ようは自分に合った暗記法を実践すればいいだけです。
英和辞書を引くコツ
これは簡単ですが、調べた語句に印を付けるんです。
それが、★でも、●でも〇でも、蛍光マーカーでも、アンダーラインでも。
気になる、為になる、重要だ、と思ったところ全てに書き込むんです。


それが末永い英語学習をするコツです。
上の画像の辞書は、まだ私が購入して2年位しか経過していないので、かなり綺麗です。
これからどんどん書き込んで、自分の辞書として成長させたいと思ってます。
また、こうやって辞書を引いて、線を引いて、一つの語句に込められた意味を”面白いな~”って感じる事。
これね、本当に面白いんです。
って思えば本当に面白い。
ラテン語が語源だから、接頭語と接尾語でなんとなく伝わってくるし、仕組みが解れば解るほど面白い。
それが、英語学習というマラソンを継続できる道だと私は思います。
おススメ英和辞書
英語辞書というのは、英語学習という道を照らすライトであり、バイブルです。
ですので、多少高くても、英和辞書でも英英辞書でも購入するべきです。
私がアメリカから帰国して最初にやったことは辞書探しから始めました。
色々な本屋さんを歩き回り、現在の自分に一番しっくりきたのが、この”ジーニアス・アドバンストフェイバリット英和辞典”です。
学生としてではなく、上級よりの英語辞書が欲しかったのでこれにしました。
つまり”一生を共にする辞書が欲しい”という私のニーズに合ったので、この辞書を選択しました。
後から知ったのですが、やはりかなり高評価の辞書だったみたいです。
まとめ
私は司馬遼太郎の歴史小説が好きなのですが、(彼の作品でよく幕末時代が描かれています)幕末当時の侍達が先を争って語学を学ぼうとしている箇所がちょくちょく見受けられます。
オランダ語や、英語の辞書は当時は全て手書きで記されていて、全ての人が読みたくても読めないので、全て書き写したり、順番が回ってこないので取り合いになってりと、当時の語学学習の様子を知る事ができます。
現存する当時の語学辞書はきっと、何百人ものお侍さん達の手で調べられたことでしょう。
そんな時代からは考えられない位、今の時代は情報に溢れていますが、現代を生きる我々も当時の人に負けない位に語学に貪欲になり、英語学習というマラソンを完走してみたいものです。
皆さんも英語勉強というマラソンは、どの地点でしょうか。