
サービスエンジニアって将来性あるの?
そんな問いにお答えします。
サービスエンジニアってキツイ、とかこき使われるイメージがありますが、実際に将来性としてはどうなのでしょうか?
実際に、現在サービスエンジニアで働いている私が語ってみましたw
この記事の信頼性
私はフィールドサービスエンジニアとして10年続けています。
またその間に3回転職をしていて、2社がフィールドサービスエンジニアでかつ現在もフィールドサービスエンジニアです。
また、転職時にも他のフィールドサービスエンジニアとして転職志望をし、10社以上以下の業種のサービスエンジニアとして転職をトライしたことがあります。
- 某輸入医療機器のサービスエンジニア4年
- 某医療機器のサービスエンジニア8年
また、転職時にも他のフィールドサービスエンジニアとして転職志望をし、10社以上以下の業種のサービスエンジニアとして転職をトライしたことがあります
- 食品機械のサービスエンジニア
- 工場のサービスエンジニア
- プラントのサービスエンジニア
- 建機のサービスエンジニア
サービスエンジニアの将来性は業種によって決まる!
言わせてもらうと、機械の、そして機械が産み出す商品の単価が高ければ高い程、将来性があります!
一概にサービスエンジニアとくくってしまっていますが、かなり大きい話なんでよね。
職種も違えば、業種も違うように、用途によって機械は変わっていきます。
そこを考えてみた場合に、単価が安い機械を修理するよりも、単価が高い機械を修理した方が、自分へのメリットが高くなります。
だって、考えてもみてくださいよ。
- 単価1円の駄菓子を作る機械を修理するサービスエンジニアと
- 数百万円するオペをする機械を修理するサービスエンジニアだとしたら、
おのずと単価が高い仕事をする機械の方が利益率が高いですからねw
そして、単価が高い仕事・業種はというと医療とか、研究所の機械とか、国家予算が関係してくる機械です。
医療機器

これは私自身が医療器械のサービスエンジニアなのですが、仕事をしていると、その値段が訳わかんないですよね。
どう考えても、単価が数千円の配線が数万円したり、簡単な作業なのが、数十万円だったりとか、とにかくお金の感覚が狂うほど高額な部品もあったりします。
仕事なので、見積もりをして修理をするのですが、実際にお客様もその価格に驚くし、怒られる事さえあります。
ただ、それが医療機器だからしょうがない、というところもあるんですよね。
最終的には、そのお金が自分達のボーナスや給料になるのですから。
ただ、医療機器にも色々な会社があるので、転職前にはリサーチが必要ですが、言える事は医療機械のサービスエンジニアには将来性はあります。
研究所
これは検査機械などのサービスエンジニアです。
特に検査機械は海外製が多いので、英語が必須だったりします。
かつ、部品も高額なので、医療機器のサービスエンジニアと似ているところがありますね。
プラント
国家予算が資源・エネルギー関連で流れるのと、国が産業を続けていくのには無くてはならない業種です。
ですので、このプラントサービスエンジニアの待遇も悪くはありません。
プラントを立ち上げるのに長い期間で作業をしなければなりませんが、手がけたプラントが問題無く稼働する時は快感だそうです。
そう思うと、こういった国家のインフラを支える機械のニーズはこの先無くなる事は無く、将来性は約束されています。
大きな機械を手掛けたいという方にはサービスエンジニアの方には向いているのではないでしょうか。
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将来性を見出すならば社会貢献できる機械を直したい

結局、人間って社会性の生き物なので、社会の為になっている、将来性がある、そんな仕事に就きたいんですよね。
ただ、そこに人間が作った機械がある、という事は、人間が必要で機械がそこにあるので、それを直せば喜ぶ人が居る訳です。
モノを直して喜んでくれるって、サービスエンジニアの生きがいみたいなものです。
だからどんな機械でも真摯に直したいものですよね。
そして、機械によって社会貢献や将来性の価値って違うので、それは自分で吟味して選択すれば良いと思います。
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まとめ
将来性のある業種は以上の通りで、医療器械とか検査器械、プラントとか、他にも色々とありますが、僕が知っている限りの業種を挙げてみました。
サービスエンジニアは、この世に機械がある限り無くならない仕事です。
ただし、そこから付加価値を付けてサービスエンジニアで昇ってくのか、ただの修理やさんになるかは自分次第だと思います。
やり方としては、資格を取得したり、語学を身に着けたり、やり方は色々です。
まずは焦らず自分自身の将来を見つめながら考え、判断すればいいでしょう。