

サービスエンジニアって未経験でもなれるの?
文系でもサービスエンジニアは大丈夫?
そんな問いにお答えします。
私の履歴はというとこんな感じ
職務経歴
- 1社目 バイクの買取査定員(年収300万円)
- 2社目 イベント会社の総務(年収350万円)
- 3社目 輸入医療器械のサービスエンジニア(年収450万円)
- 4社目 国産医療機械メーカーのサービスエンジニア(年収700万円)
また、転職時にも他のフィールドサービスエンジニアとして転職志望をし、10社以上、以下の業種のサービスエンジニアとして転職をトライしたことがあります
・食品機械のサービスエンジニア
・工場のサービスエンジニア
・プラントのサービスエンジニア
・建機のサービスエンジニア
サービスエンジニアとは


サービスエンジニアは時には、フィールドサービス・フィールドエンジニアと呼ばれたり、サービスと呼ばれたりと様々です。
単なる修理屋さんと勘違いされがちですが、機械の修理はめちゃくちゃ重要ですが、修理前・修理後の見積もりや保守プランの作成、買い替え提案など営業の代わりの仕事もこなすので、非常に重要なポストになってきます。
また、業種によってはオンコールで24時間対応、という企業もあるのがサービスエンジニアの特徴です。
サービスエンジニアは未経験でもなれるのか


これは断言しますが、”未経験でもなれる”です。
なぜかと言えば、機械というのは、メーカー、または会社によって千差万別。
それが同じ種類の機械、例えばエアコンや車、だとしても会社が違うと、構造が全く違ってたりするのと一緒。
なので、転職する際は、 誰であろうとつねに未経験状態なんです。
だから、断言して言います、「未経験でも大丈夫!」
メーカーオリジナルの製品なので全部違う
これですよね。
そう、機械も会社によって全然違うから、結局はどんなにキャリアを積み上げたとしても、転職してしまえばゼロからのスタートとなります。
例えば、私の例で言えば、一社目は洗浄機の会社でしたが、今の会社は制御機械だとすると、中身や故障内容なんか全然違う。
修理方法も違えば、その会社独自の修理方法や特殊工具なんかもある。
だから、結局事前に必要なスキルなんてあまり必要ないんですよね。
あえて、必要なスキルと言えば、マシンを修理するスキル、が就業中に経験として身に付いてくるので、それがあればどんな会社でも生きてゆけます。
修理スキルが生涯の財産
これは企業のサービスエンジニアとして働いていれば、自動的に身に付きます。
例えていうと、今まで、稼働していた機械・マシンがなぜ今停止しているのか?
- 電気系のトラブルか?
- 機械系のトラブルか?
- 操作盤は動くのか?
- 危険はないか?
これは、会社ごとにフローチャートになっていたりするので、迷ったら年配のエンジニアから教わればいいこと。
ただ、修理の基本のスキルって、基本的なトラブルシュート方法ですよねw
これを身に着けていけば、どんなものでも修理できるようになりますよ。
私は、家で故障した、ドライヤーや子供のおもちゃ、バイク、車を修理するのが好きです。
というのも、全て仕事から得た知識・経験で修理できるので、どんな業種でも、それが私生活や趣味でも活かせるわけです。
おススメ記事
全業種サービスエンジニアで持っておくべき資格は!?


この資格さえ持っていれば、どんな業種に行っても通用する、という資格を紹介します。
因みに、これはたったの3つなのですが、これさえあれば何とかなるし、最後の3つ目はあるだけで、昇進の可能性があります。
それが
- 第二種電気工事士
- 運転免許
- TOEIC
この2つです。
1.第二種電気工事士
これはれっきとした国家試験で、これがあるだけで
”ああ、この人のバックグラウンドは機械系なんだなぁ”
みたいに思われます。
工業高校とか、学生でも受験できる資格で、電気工事を600Vまで作業ができます。
どんな機械でも、電気を使わない機械は今どきないので、これさえあればまあ製造系の会社では多少は有利だと思います。(ただし、無くても大丈夫です)
試験自体も「学生でも取得できる資格だから簡単だろ」みたいに思ってると、落ちてしまうくらい、しっかり勉強しないと落とされます。
さらに、技能試験もあるので、練習しないと時間内に終わらない。
練習方法や、模試などはYoutubeやネットにあるので、勉強さえすれば取得できる資格です。
2.運転免許
これは、無いとサービスエンジニアとしては話にならないかもしれません。
サービスエンジニアは機械が設置していある施設を巡回したり、緊急で訪問対応しなければいけない状態があるので、免許が無いとスタートラインにも立てないかもしれませんね。
ですので、運転免許は必須です。
3.TOEIC
TOEICってなんだかわかるでしょうか?
そう、皆さんの嫌いな”英語”です。
(私も嫌いでした・・・)
でも、この英語ができるだけで、結構なアドバンテージになります。
取得すべき目標としては、700点~800点。
これさえあれば、転職時、はたまた昇進も案外スムーズに行けるかもしれません。
というのも、日本の企業であれ、外資系企業ならもちろんのこと、今やグローバル時代。
英語はなんだかんだ必須なんですよねw
もちろん、翻訳アプリとかありますが、最後は人対人。
そして会議では翻訳アプリなんか役には立ちません。
お互いの感情・商談・折衝をする際に翻訳アプリは全く使い物にはならないんです。
私の会社でも、やはり部長クラスは皆さん英語ができるし、海外とのコンタクトがスムーズにできます。
なぜここまで英語に固執するかというと、エンジニア界隈では英語ができる人が極端に少ない、というかほぼ居ない。
エンジニアで英語ができれば怖いものなし


実際、私自身がTOEIC845点取得していますが、英語ができて修理もできるサービスエンジニアは皆無です。
ここまでくると、自分自身を売り込むことだっててきますし、転職では鬼に金棒。
実際に、私自身ビジネス用転職アプリ”LinkedIn”というアプリを導入していますが、ひっきりなしに引き抜きのお誘いがきます。
(現在の会社で満足しているので、よほどの報酬が無いと動きませんがね)


赤文字で、「ヘッドハンティング」、「フィールドサービスエンジニア」と記載があります。
ですので、英語の能力はやっておけば、死ぬまで自分のものなので、やっておけば得しかない、という話です。
おススメ記事
まとめ
未経験でもサービスエンジニアにはなれますが、あとは自分の学び方と、その仕事が自分に合うかどうかですね。
サービスエンジニア自体の業界としては、まだまだ先行きは問題ありません。
というのも、機械は永遠に無くならないから。
そして、機械の故障はAIに取って変わられないから。
です。
ですので、迷っているならまずはサービスエンジニアをやってしまった方が早いですね。
興味があるという事は、すでに自分に合う要素だと嗅ぎ取っているに違いないのでw
おススメ記事